レジオネラ菌 レジオネラ菌対策 レジオネラ症防止対策: 循環式浴槽における維持管理
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2008年5月16日金曜日

循環式浴槽における維持管理

循環式浴槽とは浴槽水を循環させ、その循環経路に毛髪等が混入しないようろ過器の前に集毛器を設けるとともに、ろ材を充填したろ過器を設置して浴槽水を浄化し、水の消費量と排出量を抑制するものです。



循環式浴槽では、湯が配管内を循環しているため、これらの微生物が生物浄化方式のろ材表面及びその内部、浴槽、管路系の内壁等に定着し、各種微生物が入浴者の体表等に由来する有機物質を栄養源として増殖します。

このため、汚染と感染を防止するためには、循環式浴槽の使用に当たって、以下の点に留意して設計、設置、及び維持管理を行う必要があります。

【維持管理方法】

・ 設定段階から適切な衛生管理が可能となるよう配慮が必要です。
・ 製造者等はシステム全体の安全性に関する管理マニュアルを作成し、維持管理者に提示しましょう。
・ 循環している浴槽水をシャワー、打たせ湯などに使用してはいけません。
・ 気泡ジェット等のエアロゾル発生器具の使用を設置する場合には、空気取入口から土ぼこりが入らないような構造であること。
・ 塩素剤による浴槽水の消毒を行う場合は、遊離残留塩素濃度を0.2~0.4mg/Lを1日2時間以上保つようにすること。
・ 浴槽の換水は、1週間に1回以上行なうこと。
・ 浴槽の全換水を行うときは、塩素剤による洗浄・消毒を行った後に、浴槽の清掃を実施する。ろ過器を設置した浴槽の場合には、ろ過装置、配管を含めた洗浄、消毒を行う。
・ 浴槽内部、ろ過器等の毛髪、あか及び生物膜の有無を定期的に点検、除去しましょう。
・ レジオネラ属菌の有無を、水質検査にて行なうこと。